沖縄決戦 投稿者:タンゴ 投稿日:2014/01/18(Sat) 20:26 No.568 | |
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 | 長く続いた普天間から辺野古への(海兵隊航空基地)移設への混沌が政治的な意味で決着を見るだろう明日の名護市長選挙なのですが、どちらの候補が勝ってもこれで決着とはならない事はテレビでも良く言っています。 辺野古誘致賛成派が押す候補者が勝てば国は最後のゴリ押しで物事を進めるだろうけど既に長い年月の間に反対派も精神的にも戦略的にも戦術的にも成長してるから選挙に勝つのは容易じゃないどころか敗北する可能性が大だと思います。(もし勝っても反対派が簡単に引きさがるとは思えない。) 私は政治的な事には疎く上記発言も軍事的な意味合いの方が多いのですが、他府県からの支援が少な過ぎる事には不思議な感覚を覚えます。 数年前にもここで書きましたが、今では様相が変わってるのでここですこし説明。 以前は反対派の中心メンバーと言うのは「他府県から移り住んで来た人達」だったのが、今ではすっかり沖縄人に変わっています。 国からの裁判もありすっかり地下へ潜ってしまって表へはもう出て来ません。 ホントはお金(交付金)の問題じゃないのに他府県人でその事を言う人が居るのは「地下に潜った思想家の手先」なのか?と思ってしまう。(日本政府にはそれ以外に「戦術」が無いのも大問題。)(更に本気でお金だけがあればOKと言う沖縄人はほとんど居ないだろう。) 他府県人が「金髪、青い眼の西欧人」やら「ちじれた黒髪の筋肉黒人」やら「カリブの楽天的な運動神経抜群の褐色人」の違いを(皆アメリカ人)理解するのには後どれだけ時間がかかるのだろう? 行動を起こしてるのは「反体制派」の活動家達で、ほとんどの日本人がニュースを見るだけの「傍観者」になって居た事が本質的にはいけなかったのだと思う。 非常に政治的な発言だとは思いますが、繰り返して言うのは私自身は政治にはウトイ。 軍事的には「必ず沖縄でなければいけない。」とは全然思っていません。 「国土防衛」、「日本防衛」と本気で考えると他府県にも責任はある。 「島国日本」と言うのは海の向こうの事象には「無関心な人達」の集団でもあるんです。 この問題・・・複数要素が絡み合って私自身ではもう何とも言えない状況。 でもね。いつも思うのは私はどうでもイイけど私の息子達を戦場には出したくないです。 |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/02/06(Thu) 22:10 No.569 | |
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 | 米国の本音はどうなんですかね。 |
| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/14(Fri) 23:37 No.570 | |
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 | アメリカの本音・・・これ国、政府とアメリカ4軍では皆バラバラだと私は思ってます。 国と言っても政府と議会でも違うと思います。 本質的にアメリカと言う国が考えるのは「自分の裏庭(太平洋)の垣根は沖縄って所か本州って所なのか?」だとは思いますが、4軍ではそれぞれ作戦参謀本部内(当方、本当はどこの部署がそれを所轄するか知らないけど)で意見が分かれてるんじゃないでしょうか?。
昔、海兵隊の女性将校が転任する時のパーティーに呼ばれた事ありますが、何も知らず「おめでとうございます。」と言ったら周りの皆からブーイングが起こった。 後で判ったのは日本の支援を受けて居る沖縄在住の米兵は(海兵隊に限るのかもしれないが。)生活が楽らしい。 この件、私は詳しくは無いからあまり正確には言えない。 海兵隊が沖縄に駐留しないといけない本当の理由を私は知らない。 九州でも、四国でも可能だと思う。 沖縄である必要が無いのはアメリカ自身は知って居るハズ。 (多分、日本人は知らない。) 後方物資兵站機能なぞはアメリカはとうの昔で沖縄から撤去してある。 出撃に関してはグァムからでも可能ですよ。 いやいや、熊本からでも、徳島からでも(どこでもイイけど例えばの話しです。)グァムからよりは早いでしょう。(沿岸を埋め立てれば海兵隊基地は建設可能じゃないのかな?)
ど〜も日米政府の言う事は何やらおかしい。 本音は「日本人が戦争と乖離した現実を生きて居る事」を政府は良く知って居るから元々基地がある沖縄に(それも現実的には将来の戦場に近いのではないか?と言う場所・・・あくまで南西諸島の奪取が戦争の目的の見た時ね。)あるからでは無いでしょうか? ちなみに最終目標到達ラインが北京だった場合、出撃拠点は沖縄でいいの? 日本海近辺位がちょうど良く無い? 第一、西の大きな国と闘う前に北の暴れん坊国をどうにかしないと話しは前に進まないのでは?? 作戦参謀本部(と言う機関名称かは知らない。)みたいな可能性を検討する部署では色々なシュミレーションをやってるとは思います。
相手の国でも同じでしょう。 敵にダメージ与えるなら本州の大都市と工業地帯はまず先に殲滅すべきです。 勝とうと思ったら占領するより壊滅させる方が得策かも。
仮定や仮説はいくらでも可能なんですが、将来への備えとしては「日本国民に自意識が欠如してる事が大問題」なのかも。
結論としてはアメリカは自国の政策としては全て現在可能なオプションは持ちつつ日本の様子を見てるって所じゃないでしょか? 自国の国益の損失は最小限にしつつ最良の手段を選ぶと言う事ですね。
私自身は海兵隊が沖縄に駐留する地政学的な意味は無いと思います。
あくまで脱線ですが、私が敵の参謀本部なら日本と戦争する時には南西諸島で大規模な軍事衝突を起こし、スキを突いて日本海側から主力を上陸させて一気に東京へ侵攻。で、東京1千万人への大虐殺を起こなう。 世界世論は置いておいて中国国民は歓喜するかもね。(多分に既にどこかで討論され済んでる事とは思うけど。)
ここまで来ると日本の国益って何?と考える事なんでしょうね。 |
| Re: 沖縄決戦 Anpontan - 2014/02/15(Sat) 02:14 No.571 | |
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 | あれですね、とりあえず第一印象としてタンゴさんの意見を読んだときには外国人労働者なんかに対する拒否反応に近い印象を感じました。大多数の米軍人ないし軍属は命令で赴任する立場なので彼ら自身が個人でどうこうできる問題でないことは理解できるんですが、摩擦のもう一方の当事者となる沖縄県民としたら反発が強まるのはもっともでしょうね。
まぁ私個人としてはNIMBYを沖縄に押し付けているという意識だけは持つつもりです。つまり沖縄県民(と彼らの米軍基地反対運動)に馬鹿だのチョンだの地域エゴだの言うのはあまりにも傲慢じゃないですかね、って。
有事に海兵隊を東シナ海ないし南シナ海のどっかの陸地だか島嶼に挙げるとなるとやっぱり佐世保から出てくるフネで重装備も運ばないとどうにもならないですかね。その意味では、沖縄にヘリだけ常駐させても意味は薄いんでない?という理屈はありえると思います。 |
| Re: 沖縄決戦 90式改 - 2014/02/15(Sat) 11:23 No.572 | |
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 | >私自身は海兵隊が沖縄に駐留する地政学的な意味は無いと思います。
いえ、中国軍が計画した台湾に対する斬首計画防止のため、海兵隊のMV-22オスプレイを配備しているのです。あとは北朝鮮や中国に対する後詰部隊でもあります。 沖縄県民は日米安保に対する認識不足では。たしかにゴザ暴動や小学校に戦闘機が墜落した事故など相当怨恨が溜まっているのは理解できますが。 |
| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/18(Tue) 21:02 No.573 | |
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 | ちなみに政治板で偽軍事的発言(政治的発言は良く判らないタンゴなんです。)で返答したいと思いますが、当然沖縄県民感情はまる出し。(ただし、私自身が一般的な沖縄県民からは極右と見られかねない言動をするから・・・軍事的って感覚を他の沖縄人は理解出来ないみたい。・・・ややこしい。) ちなみに一般的な沖縄県人がこの会話を見たら私に「非県民」の烙印押しかねないもんね。(戦争を前提とする会話をする人は全て「非県民」と言いかねない風潮が漂うんです。・・・日常とは異質だし。) ところが、「政治」の話しは皆大好きかもね。(特に男はね)。 で、もって最初の話しに戻りますが、「戦争の為の準備となる新基地建設」に堂々と賛成と言える日本人がどこに居るのだろうか?(他府県含む。政治家には博打としか。) 当然、有権者の半数になるかもしれない女性票の獲得は難しいでしょう。(他府県でもやってみれば判ると思うけど。) つまり政治的には初めっから新基地建設は不利なのは判ってる事だとは思う。 私が最初に宜野湾やら辺野古を話しここでしてから5年あるいは10年は経ってる??(私が学習した同じ量を他の県民も学習したみたいで、もう移設賛成派は「非県民」となるのかなぁ。) 最初に発言した時に頭の中にあったのはリデル・ハートの「間接アプローチ」なんです。 本で読んでただけの事が現実に具現化され始めてる。 他府県との温度差の中で沖縄では「いかなる理由においても将来の子孫の為に新基地は作らせない。」と言う意志に成り始めてる。(これ自体は決して間違いとは言えません。)
ある意味、普天間を飛び立つオスプレイが日本に向かって北に向かってダッシュ(ヘリとは違うよ〜、速い!!)して行くのは九州、四国、中国はほんの数時間で到達出来る距離だと彼等が私にメッセージしてる様に感じます。
オスプレイの能力からすれば「兵員の移動」なんて沖縄も本州も関係ないのよ。(ちなみに輸送機と言う解釈では無いですよ。完全武装の海兵隊を即、上陸強襲艦に収容出来るし、あるいは即戦闘地域へ送りこめる。
つまり、90式改さんが言う事は本にはそう書かれてるかもしれないけど、私が目で見て感じる事とは微妙に解釈が違うんです。 アメリカ海兵隊そのものは基地自体が九州やら本州にあっても対応可能な軍事組織だとは思います。 「必ず沖縄」でないといけない理由がそこには無いのです。 そこら辺に沖縄の地方マスコミが気付き始めて沖縄県民を誘導してる様にも感じる。(これも別に間違いとは言えない。他府県が知らな過ぎるのです。)
ちなみに小学校へジェット機が墜落・・・生存してる当時小学校1年生だった人は「
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| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/18(Tue) 21:07 No.574 | |
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 | あ、間違え発信してもうた・・・ 「女の先生は自分達を並ばせて一人一人を抱きかかえては窓から外に放り投げた。」(マスコミ談では無く私自身が聞いた話し。)ちなみに周りは炎だったみたい。
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| 追加。 タンゴ - 2014/02/18(Tue) 22:12 No.575 | |
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 | 私はウチナ〜ンチュ(沖縄県人、あるいは沖縄人)、ヤマトンチュ〜(日本人、他府県人)と表記しますが、もし皆さんが沖縄に来て口語で「沖縄人」と平気で言ったら最後、沖縄県人からは差別用語を平気で話す人と見なされるから要注意ですよ。 日本語で「沖縄人」と言ったらそれは「日本人」とは違う「民族」と言う事になりますから。 でもね、辺野古の「新基地建設」に関しては映画「プラト―ン」の監督のオリバー・ストーンやらノーベル賞受賞の学者やらが「アメリカによる植民地政策が現在も続いてる島」、「日本に併合された沖縄への差別を皆が無視してる現状」と言う感じでアメリカ国内へもアピールしてる。
国連では(どんな名称の機関だか忘れた。)日本を差別習慣のある国としてランキングしてるけど(何位だかは忘れた。) その理由は「アイヌ差別と沖縄差別」って事なんです。 沖縄を差別してる事への認識があるのかどうかは置いておいて、すでに国連認識では日本と沖縄は「別」と解釈してるんですね。
カシマサッサ〜。(面倒臭い、ややこしいの意。) |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/02/19(Wed) 21:51 No.576 | |
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 | >後で判ったのは日本の支援を受けて居る沖縄在住の米兵は(海兵隊に限るのかもしれないが。)生活が楽らしい。
思いやり予算が凄いんでいい暮らしができるとかですかね?
>沖縄である必要が無いのはアメリカ自身は知って居るハズ。 (多分、日本人は知らない。) >後方物資兵站機能なぞはアメリカはとうの昔で沖縄から撤去してある。 >出撃に関してはグァムからでも可能ですよ。
沖縄は出撃拠点ではなく訓練地でしょう?昔はベトナムから下げられた部隊、最近はイラクで戦ってた部隊がローテーションで居るイメージ。 |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/02/19(Wed) 21:57 No.577 | |
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 | 海兵隊の訓練基地を人里離れた砂漠みたいなところに持っていくと兵隊の士気がガタッと下がるという意見があったなあ。理解できる。思いやり予算の他はそれくらいしか思いつかない。
>いえ、中国軍が計画した台湾に対する斬首計画防止のため、海兵隊のMV-22オスプレイを配備しているのです。
それは軍事的合理性に欠けるネタ。人民解放軍は首狩り族じゃないッつーの。 以前に某掲示板で議論した際に米国の何やらを見ろ、って英文のリンクを見せられたけど、確か「あるアナリストによると…」みたいなあやふやな話だった。
>あとは北朝鮮や中国に対する後詰部隊でもあります。
あんな軽い部隊を後詰じゃ笑われるよ。 |
| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/23(Sun) 20:08 No.578 | |
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 | 思いやり予算が兵士の手に渡るって事は無いと思うのですが、海兵隊と言うアメリカ4軍の中では弱小組織の彼等にしてみれば(全3個師団、第一海兵師:アメリカ本国 第二海兵師:地中海 第3海兵師:アジアと言う布陣)ではインフラ整備率は高く沖縄駐留兵士(特に家族を持つ人達)は色々な面で楽が出来るのかもしれません。 日本政府の「思いやり予算」は「純粋な軍事目的では使用しない。」と言う原則は私が見る限りにおいてはちゃんと履行されていて「アメリカが必要とする設備」などは日本が知らないままに着工 |
| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/23(Sun) 20:56 No.579 | |
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 | ・・日本が知らないままに着工したりしてる様です。(実際は日本政府へ打信してるかも。) 狭い沖縄だから地元のマスコミはすぐにそれを捉えて「また何か始めた。」と新聞に書く訳です。(多分、こんな情報は殆んど他府県一般へは漏れて無い事が多数だと思う。)
ただ、見慣れた海兵隊と言う組織兵員に関しては「軽い部隊」じゃないのは確か。 これは私自身の推測にすぎませんが(他で立証してる訳でもなし。)一部の兵員はアジア各地で「訓練」と言いながら「実戦」もやって居る様でもあります。 ジャングル内に居る「共産ゲリラ」あるいは「アルカイダ系イスラム原理主義勢力」との戦闘と言う事です。
ただね。それらの(戦闘、殺人を行ってる)人達を受け入れる気が他府県にあるのかは相当な疑問。
更には現在の日本の自衛官で平気で人を殺せる技量、精神を持つ人がどれだけ居るかも疑問。
ヤクザとは違います。(実経験として比較すれば似てる部分もあるけど、あくまで日本には・・・せいぜいヤクザ位しか思いつかないと言った方が正解。)
ナチスの「武装SS」とも違う。(良い悪いは別としてそんな崇高な精神は彼等には要求されて居ないし必要もない。)
むしろ旧帝国陸軍と似た様な戦闘様式を持ってる様にも思います。 つまり、補給なぞアテにせず、短期間で「作戦目的を遂行する。」と言う事です。 それは「突貫」「突撃」を主体とする「いかなる状況においても攻撃を最優先すると言う精神」なんだと思います。 たかが18歳を過ぎたばかりの海兵隊員はハイスクールの生徒と変わりないけど、下士官クラスになると「人間としてはどこか壊れた戦闘マシーン」が居るのも確かだ。
日本にこの様な「精神と技量を持った戦闘集団」が居る事自体は「国防」の上では好ましいとは思う。
さて、沖縄に駐留しないといけない理由は?
本当はその答えは地勢的な事では無いと思います。 |
| Re: 沖縄決戦 タンゴ - 2014/02/23(Sun) 21:39 No.580 | |
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 | 追伸。 Anpontanさんの言う事に関してはまるで異議なし。 そう言う事です。 でも、簡単じゃないけど現状打破も必要なのでは?と言う前向きな発言も他府県人から聞きたかったのも事実。 「国防」と考えた時には「もっと色々なオプションがあってもおかしく無い。」のに既に決着してる様な風潮があるのも政治的理由が最優先されている証拠。
沖縄にだけ重圧を押しつけていると言う現状は俯瞰的に見ると「YES]と言えます。
今現在沖縄に駐留する「第3海兵師団」が終戦直後は日本防衛のために長野県に駐留して居たと言う事も今にして考えれば不思議な事の様に感じるけど、当時の日本の地勢と時勢(日本海側からの共産主義の侵入に対抗する為の存在)を理解すれば可笑しくは無い。
今は沖縄に居るけど、本州に戻っても可笑しくは無い。 |
| Re: 沖縄決戦 90式改 - 2014/03/02(Sun) 20:41 No.581 | |
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 | 返事が遅れてごめんなさい。 斬首作戦の可能性は大いにあります。旧ソ連のアフガン侵攻時にソ連の特殊部隊がアフガニスタン政府を強襲、制圧した前例があるのです。また、沖縄の海兵隊が後詰部隊と書きましたが、それだけではなく、第七艦隊を含む海軍や空軍部隊も含まれます。 |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/03/11(Tue) 19:41 No.582 | |
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 | 遅くなりました。 >ただ、見慣れた海兵隊と言う組織兵員に関しては「軽い部隊」じゃないのは確か。
軽いというのは装甲が無いという意味にでも取ってもらえば。沖縄に展開している海兵隊は確か戦車だけではなく装甲車もほとんど無いはず。皆無だったかな? つまり、重武装の敵と正面からぶつかるみたいな局面には使えないという意味で『軽い』 へりでぴょんと降りて何かやって、また飛び立つみたいな感じで使うことを想定しているんだろう。
>斬首作戦の可能性は大いにあります。旧ソ連のアフガン侵攻時にソ連の特殊部隊がアフガニスタン政府を強襲、制圧した前例があるのです。
アフガン侵攻と同じように、特殊部隊による制圧の後に優勢な地上軍を展開して戦果を拡張できればいいけど、それが無ければ特殊部隊は精々が元気な軽歩兵。火力と装甲の前にはいずれ粉砕されてしまう。 それ以前に人民解放軍による制空権確保はまず無理だし、斬首作戦の目的自体もはっきりしない。 ほぼ完全な制空権を取って防衛側の地上部隊の移動も制限するような状況でなければ上陸は不可能だ。特殊部隊がその尖兵となることはあっても、制空権を無視できるような働きを期待するのは無理だよ。 |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/03/11(Tue) 19:57 No.583 | |
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 | >むしろ旧帝国陸軍と似た様な戦闘様式を持ってる様にも思います。 >つまり、補給なぞアテにせず、短期間で「作戦目的を遂行する。」と言う事です。 >それは「突貫」「突撃」を主体とする「いかなる状況においても攻撃を最優先すると言う精神」なんだと思います。
軍事研究誌で読んだジョークで、海兵隊と陸軍の見分け方は、運動の際の号令で「1,2,3、1,2,3」って繰り返してれば海兵隊、「4,5,6」って続くなら陸軍、なぜなら海兵隊は3までしか数えられないというのが有った。 確かに敵前上陸みたいに生死は二の次にして前進を要求される仕事ではそういう単細胞兵士も必要なんだろうけど、これからの非対称戦が主流の時代に必要か?というとねえ |
| Re: 沖縄決戦 90式改 - 2014/04/13(Sun) 19:52 No.584 | |
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 | ソ連軍のアフガン侵攻では陸続きであり、陸軍の部隊の展開が楽なので参考にはならない…はずですが、近年中国軍は空挺部隊や水陸両用艦艇を増強していて、強襲揚陸艦すら建造しました。(足りなければ徴用した民間船を利用)航空優勢や海上優勢を得れば斬首作戦の後に後詰の部隊を台湾に送り込むことも可能です。 |
| Re: 沖縄決戦 Anpontan - 2014/04/20(Sun) 00:35 No.585 | |
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 | 人民解放軍が台湾近海で航空優勢や海上優勢を確保してる段階でオスプレイがどうやって台湾に近づけるのか?という問題は有ると思うんですが… |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/04/21(Mon) 01:08 No.586 | |
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 | >航空優勢や海上優勢を得れば斬首作戦の後に後詰の部隊を台湾に送り込むことも可能です。
後詰を海上輸送で送れるくらいの航空優勢、というか制空権を得られているのであれば斬首作戦そのものがあんまり意味ないでしょ。
ノルマンディーではヒトラーが部隊の移動を禁止したまま寝たんで初動が遅れたわけだけど、斬首作戦が上手くいけばああいう事態になる訳だ。 でも、上陸作戦を展開できるほどの制空権があるのでれば、ノルマンディーでヤーボが活躍した以上に大陸側の空軍が大活躍できるわけで、そうなるともう誰が寝坊しようが関係ない。上陸は成功する。 |
| Re: 沖縄決戦 らむぜ - 2014/04/21(Mon) 01:14 No.587 | |
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 | >人民解放軍が台湾近海で航空優勢や海上優勢を確保してる段階でオスプレイがどうやって台湾に近づけるのか?という問題は有ると思うんですが…
ついでに言えば、台湾軍ですら対応できない事態をオスプレイで運べる程度の軽い部隊で打開できると考えること自体も夢を見過ぎ。 というか、斬首作戦も、それに対応する海兵隊withオスプレイも、それ、マジで言ってんの?というレベル。 |
| Re: 沖縄決戦 90式改 - 2014/05/05(Mon) 21:14 No.588 | |
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 | 制空権というか航空優勢は在沖縄米空軍及び他の米軍機が行います。E-3AWACSに支援されたF-15Cとかがオスプレイを支援します。 それに軽い部隊の方が緊急展開に適していますし、目的は台湾軍が時間稼ぎをしているあいだに台湾政府要人を日本やアメリカなどに避難させることが目的なのです。 あくまでも本格的な戦闘をして、ブラックホークダウンの二の舞をするわけではないのです。 |
| Re: 沖縄決戦 Anpontan - 2014/05/05(Mon) 23:45 No.589 | |
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 | あと90式改さんが説明される斬首作戦とそれへの対応策が「特殊部隊によるヘリボーンないし空挺で国家の行政中枢を奇襲・強襲し、政府要人を多数殺害する事によって国家の行政機能を麻痺状態に陥らせ、戦時体制へのスムーズな移行を阻むことで台湾軍の戦闘能力を減殺する」ことと「オスプレイにより台湾首都に緊急展開した海兵隊によって台湾首都に投入された中国軍特殊部隊から台湾政府要人を守る」ということという様に私は理解しているんですが、そもそもその斬首作戦からしてそれを阻む要素が色々ありますよね?
まず、台湾本土に飛来する輸送機ないし輸送ヘリが台湾の監視網を突破できるかどうかは分の悪い博打になるのではないでしょうか。そして、不審な飛行機が発見されれば当然台湾空軍機がまず迎撃しにでてくるでしょう。もし台湾空軍機の出撃に対応するために、斬首作戦に先んじて中国本土からの航空機や弾道ミサイル、巡航ミサイルなどによって台湾空軍の機能を破壊するのであれば、そもそも斬首作戦をやる意味は薄くなりますよね?
次に、オスプレイをどのタイミングで投入するか?という話ですが、中国軍の特殊部隊が今まさに首都に来襲しているというクリティカルな瞬間に居合わせるようにオスプレイを飛ばせるのか?という点で疑問があります。中国空軍機の妨害の可能性をさておいても、中国軍特殊部隊襲来!から大急ぎで「いざ鎌倉!」とばかりに普天間を離陸しても、台北に到着した時にはもう既に特殊部隊側が任務を遂行し終わった後か、そうでなければ台湾側が(犠牲が出るのは否定しませんが、例えばアメリカ合衆国でも極端な話大統領が死んでも副大統領が権限を引き継ぎますよね?)既に独自に政府機能を脅威から遠ざけた後になりそうだ、ということです。さらに、政府機能を台湾国外へ移さざるを得ない程台湾本土が危険であれば、オスプレイを投入できるかどうかすら怪しいと考えられますし、そこまで危機的な状況になる前にさっさと台湾所有の政府専用機か輸送機で脱出してしまう、ということになるのではないでしょうか。また、オスプレイ投入のタイミングに関して、仮に中国が直接台湾本土に攻撃を加える前に米軍が行動するのを良しとする(事前に待ち受けるつもりとか)のであれば、そもそも中国に軍事行動を起こさせないために空母含む米艦隊を台湾近海に遊弋させるなりするという方法もあるのでは。
そもそもの前提から言ってソ連軍のアフガン介入と中国軍の台湾侵攻を比較できる共通のベースが少なすぎると感じるのですが(例えは悪いかもしれないが、「B-52もSu-27もジェットエンジンで飛ぶ爆撃機だから、同じようなもんだし、どっちも同じような任務に使えるんじゃない?」と言っているように私には感じられます)。 |
| Re: 沖縄決戦 Anpontan - 2014/05/05(Mon) 23:47 No.590 | |
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 | 失礼、最後の文章間違えました。 誤り→「B-52もSu-27もジェットエンジンで飛ぶ爆撃機だから、同じようなもんだし、どっちも同じような任務に使えるんじゃない?」 正しくは→「B-52もSu-27もジェットエンジンで飛ぶ軍用機だから、同じようなもんだし、どっちも同じような任務に使えるんじゃない?」 |
| Re: 沖縄決戦 90式改 - 2014/05/13(Tue) 23:15 No.592 | |
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 | >政府要人を多数殺害する事によって国家の行政機能を麻痺状態に陥らせ、
殺害ではなくて拘束です。虐殺したら中国側が国際的にひどく非難されるからね。 ちなみに中国は昔、チベットで政府首脳を逃した前例があります。 ヘリは低空飛行すると地上レーダーにあまり映らないんだそうだ。E-2Tホークアイを飛ばして監視しても海上の波などの影響で映りにくいらしい。 >台湾空軍の機能を破壊するのであれば、
何年か前に台湾側も高速道路から戦闘機(ミラージュ2000)を飛ばす訓練を報道陣に公開したが、空軍基地にミサイルを打ち込まれた時のことを考えてのことらしい。 >そもそも中国に軍事行動を起こさせないために空母含む米艦隊を台湾近海に遊弋させるなりするという方法もあるのでは。
実は以前に例が。1996年の台湾総督選挙の時に中国軍が軍事的威嚇をしたさい、米海軍が空母を中心とした2つの艦隊を台湾沖に派遣したことがあります。しかし、艦隊は派遣するのに時間がかかります。(有効で確実な手段なのだが…) |
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