GP3月号、発売間近! 投稿者:古是三春 投稿日:2007/01/20(Sat) 08:47 No.89 | |
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 | >皆様 3月号は、27日発売ですよ! もう本家には詳細解説が出ていますので、それを引用しながらもう少し中味のヒントを…
>>第1特集は、「イスラエル軍戦車メルカバ(2)」。今回は、Mk.1とMk.2の「武装」「動力/走行装置」「装甲」を収録。Mk.1とMk.2のメカニズムそして戦車を知るためには必読の特集。「武装と副武装」として、105mm腔線砲M68の構造とその砲弾、Mk.1の砲塔に装備されていた60mm迫撃砲、7,62mm機関銃FN MAG、12.7mm銃機関銃M2を解説。「射撃統制装置」ではレーザー測遠器や暗視装置、「動力/装甲装置」ではエンジン/変速操行装置/最終減速機やNBC防御装置、「防御性能」では付加装甲等を解説。Mk.2の「性能一覧表」も掲載。56ページ(内カラー5ページ)。
いちのへさん、頑張って入魂の「メルカヴァ」第二弾、評判いいです。第三弾まで進むのは確実のようですね。戦車の歴史を変える1台ですから、これは押さえておくべきでしょう。
>>第2特集は、「ソ連軍中戦車T-44」。T-34の後継として開発されたT-44を特集。その計画段階から近代化に改修されて行く過程と100mm砲装備のT-54へ発展していく様子を、T-34M等を交えて解説。戦後のソ連戦車の開発の歴史を描いた特集。27ページ。
な、なんとあのマイナーなT-44を特集でやることに! 筆者も驚き!…というか、ソ連戦車史上では大事な戦車なのですね。いままではしよられがちだったものを丁寧に跡づけてみました。分量足らず、なんと次号まで続く予定。でも、ソ連の戦争映画には最多出演なのですよ、ニセ・ドイツ戦車としてw
>>第3特集は「W.W.・ドイツ軍ソフトスキン車輌(3)」。引き続きフォトアルバム的に解説を交えながら、多様な車種を紹介。収録車種は、ドイツフォード製G917/G997トラック、BMW326、ヴァンダラーW235、その他ファウン社のトラックやシボレー社の乗用車等を収録。32ページ。
好評のシリーズです。しかし、ドイツ軍はいろいろ使っていたのですね。
>>第4特集は「ドイツ軍で使用されたシャールB1bis」。火焔放射型等に改造された車体を中心に、B2 10.5cm自走榴弾砲も含めて紹介。ルーツをB1bisに持つ1946年に完成した、フランス戦車「ARL44」も4ページ収録。15ページ。
斎木先生のB1は、ドイツ軍バージョンへ。いろいろいじって使ったってことは、車輌性能が良好だったということでしょうか?
>>巻頭カラーページは、「イラク陸軍2006」。イラク軍の装備するT-72、BMP-1、HMMWVの最新型M1151等を収録。カラー11ページ。
T-72タソ、生きていたのね…。 |
| Re: GP3月号、発売間近! 阿部隆史 - 2007/01/20(Sat) 09:58 No.90 | |
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 | >ソ連の戦争映画には最多出演なのですよ、ニセ・ドイツ戦車としてw
これはビックリ! それでは僕が今までT54改造だと思っていたのは大部分がT44改造だったようですね。 それにしても救国の名戦車T34の次が新設計車体のT44、更に冷戦期主力戦車の礎をなしたT54、究極の最終発達型T64とソ連戦車史のターニングポイントには末尾4の戦車がズラリと並ぶのは不思議です。
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| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/01/21(Sun) 10:33 No.91 | |
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 | >阿部隆史様 おお! 元気ですか? T-34の開発の経過を見ても、記号数字の決定根拠はその時の都合や考え方で変わり、不思議ですね。試作車からT-34への変遷を考えると、A-20(装甲厚20mm)、A-32(装甲厚30mm)、A-34=T-34(装甲厚45mmへ)という風に装甲厚のデータを折り込んだ命名だったようです。T-44は、開発年の1944年なのではないかな、と思います(確認できません)。多分、前年までに試作されたのがT-43ですから、そんなところでしょう。T-54は、T-44の発展型、T-55はT-54のマイナーチェンジというところなのでしょう。その他に「オブイェークト」番号というのがあり、複雑です。 T-34、T-44、T-54の末尾「4」の連続は、偶然に 近いものでしょうが面白いですね。そのうち、T-34や戦後ソ連・ロシア主力戦車の別冊企画を提案しようと思っていますが、ここでみなさんのご要望が強ければ実現可能性大です。 掲示板オフを二月開催で考えているところです。決まったら、阿部さんも来て下さいね。 |
| Re: GP3月号、発売間近! bob - 2007/01/21(Sun) 12:14 No.93 | |
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 | 現用車輌好きの私にとってはここのところ毎月27日が待ち遠しくてたまりません。特にイスラエルの戦車開発に関してはこの国を取り巻く事情もあって、とても興味があります。貴誌では以前にシャーマンの改良型のM50,M51を特集(これももちろん購入しました)されてましたが、私としましてはM48,M60の改良型 のサブラやマガフの特集もお願いしたいです。 あと、主な現用MBTのM1エイブラムスやチャレンジャーの特集 も期待してます。勝手なお願いばかりで申し訳ありません。 |
| Re: GP3月号、発売間近! RAVEN - 2007/01/21(Sun) 23:09 No.95 | |
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 | >戦車の歴史を変える1台、メルカバ これについてはどんどん突っ込んだ考察を期待しております。最近のメルカバ関係の記述は人名最優先の重装甲戦車から、旧ソ連からのモンキーモデルの戦闘力に合わせた中途半端な2流戦車という、相反するダブルスタンダードな評価がネット上ほかで喧々囂々の論議となっているようですので、実に楽しみです。
T-44 こちらもいつかは徹底解説をと楽しみにしていた企画なので、期待しております。(実のところ個人的には1940年のT-44を詳しく知りたいのですが...w) それにしても中小国AFVシリーズに、第2次大戦中有色人種が設計した最大の戦車TAS/TAS 88mm重駆逐戦車も仲間入りさせて欲しいです。 |
| Re: GP3月号、発売間近! ふよふよ - 2007/01/23(Tue) 11:29 No.96 | |
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 | >T-34、T-44、T-54の末尾「4」の連続は、偶然に 私はずっと、ソ連軍内部の慣習だと思っていました、つまり T-44 までは偶然決まったが、以降の主力戦車はプラス10を加算したTナンバーをT-64まで T-74は日本の74式(Type74)と紛らわしいもで使用せず、心機一転して T-80から T-64の開発遅延を補う戦車を64マイナス2でT-62とし T-64の生産量を補う戦車を62プラス10でT-72 T72の後継車両がT-90となったのはソ連崩壊の影響では そして、BTRナンバーも同じ慣習で付けられたのでは |
| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/01/23(Tue) 17:17 No.97 | |
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 | いやはや、久しぶりの盛り上がりですね!
>bob様 どうも! 仰る通りで、イスラエルは「現代の機甲国家」でありますので、漏らさず使用車輌を網羅したいですね。チャレンジャーなども、当然、特集の俎上にのるでしょう。ちょっと先かも?
>RAVEN様 ネット上、でそんな話が交わされているのですか? まぁ。一戸さんの記事はソースに定評があり、より詳しい情報が安心して得られると思いますよ。 1940年のT-44ってどんなのでしたっけ?TASなんかもそのうち登場でしょうね(大特集するには情報不足ですが)。
>ふよふよ様 面白いですね。でも、ソ連の命名法ってけっこう“その場主義”なように思いますよ。先述したようにA-20〜T-34はそれなりの順番と根拠を経ています。もっと資料を読み込んでみたいと思いますが、もう一つの「オブイェークト番号」と共に全車両の一覧表でも作りましょうかね? 既にザロガの著書には掲載されていますが…。 |
| Re: GP3月号、発売間近! べちゅーしゅか - 2007/01/24(Wed) 18:57 No.100 | |
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 | 次号も期待してます。 最近書き込んでませんが、毎号読んでます。 |
| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/01/26(Fri) 10:10 No.102 | |
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 | >同志べちゅーしか大尉
おお! だいぶ忙しいのでしょうね。例の「赤軍合唱団」サイトのBGMが「BT戦車の歌(戦車は全速力で…)」だったのでお知らせしようと思っていたら、私がリクエストした「モスクワ防衛者の歌に変わってしまいました。しかし、「過去のBGM」に歌詞と共に収録されているはずです(ちょっと、ここの板の趣旨と逸れたかな…でもGPで「アレクサンドロフ・アンサンブル」別冊をやりたいと密かに思っているんです。「却下」かもしれませんがw)。 同志砲兵大尉殿にもよろしく! |
| Re: GP3月号、発売間近! bob - 2007/01/26(Fri) 11:48 No.103 | |
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 | 今貴誌のHPを観たのですが、4月号のメインが八九式中戦車になってますね。メルカバのMk,3とMk,4の特集はどうなるんでしょうか?まさか無しってことはないですよね? |
| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/01/27(Sat) 09:58 No.105 | |
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 | >bob様
ご安心下さい! 編集の都合(資料そろえ等)で、5月号でより充実させてメルカバ(3)特集が継続します。…しかし、資料がかなり少ない八九式の方が、私は心配w |
| Re: GP3月号、発売間近! bob - 2007/01/27(Sat) 22:59 No.106 | |
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 | >古是先生
ありがとうございます。お答えいただいて一安心しました。 でも次号の八九式って日本最古の戦車?のようですね。 現用車輌好きの私にとっても、違う意味でどんな内容に なるのか気になります。ちなみに3月号は早速購入しました。 これからじっくり楽しみます。 |
| Re: GP3月号、発売間近! RAVEN - 2007/01/28(Sun) 23:13 No.108 | |
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 | >メルカバMk.1/2 前回の記事を見ていないせいか、一戸氏の解説を今ひとつ咀嚼できなかったのが残念と言えば残念でした・・・。
>1940年のT-44ってどんなのでしたっけ?TASなんかもそのうち登場でしょうね(大特集するには情報不足ですが)。
実のところ自分も詳細までは知らないのですが、フロントエンジン・フロントミッション方式の車体後部に57〜75mm砲塔を搭載し、車体各所に自衛用機関銃を装備した多砲塔戦車であったようです。Vk6501Pのコンパクト番といったところでしょうか。 それはさておき、T-44の記事は非常に楽しく読ませていただきました。 T-34Mから始まってT-43、T-35/85と改良の結果が第2次対戦最良の中戦車T−44に結実した課程は非常に興味深いものでした。 まだまだ読み込んでいないところも多々ありますのでがしがし読み込んできたいです。 |
| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/01/29(Mon) 08:12 No.110 | |
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 | >bob様 ありがとうございます。よろしくお願いします。
>RAVWEN様 ありがとうございます。メルカバの前号記事も、よければチェックしてみて下さい。今回の記事は私の大好きな戦車砲についての詳説ですので、楽しく読みました。 1940年のナゾのT-44は、実在したのでしょうか? それともペーパープランなのか? 興味深いですね。何か出典があったらご教示下さい。手持ちの資料では今のところ見あたりません。T-44は、次回で構造解説が載ります。 |
| Re: GP3月号、発売間近! たこ - 2007/02/07(Wed) 08:21 No.113 | |
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 | こんにちは、たこです。 1・2月号読んで感想書こうと思ったら、もう3月号・・・ 毎号買うつもり無い、と言いつつ毎号買ってる自分に気づきます(笑) 3月号も購入しメインのメルカバとドイツ軍ソフトスキン以外の感想などを・・・ >T−44 いやー、やってくれました、ストライクゾーンど真ん中です! この様な、大戦末を引きづった戦車興味在るんですよね。 (よって、センチュリオン・コンカラーの号も買いました。) この車両からエンジン横置きが始まっているので、そこの所が明確になるといいなと思ってました。 次号にも続くそうなので、メカ的面で期待します。 T-34Mの頃から始まる“エンジンルーム”との戦いが垣間見れてよい記事でした。 しかし、T-34M、本気でVバンク90度にするつもりだったのか? 確か、V2エンジンのコンロッドって背負い式(表現違うかも?)で90度にすると、 ここやクランク等も変えねばならず新エンジン作るのと同意語になってしまいます。 75ページの図面では(なぜか?)Vバンクは90度では無いので“ゆくゆくは”と言った感じだったのかなとも思います。 >ARL44 前号のシャール特集で『大戦末期の戦車開発のベースになった』と在ったので、どんな車両か気になっていたのですが、 期待に違わぬ香ばしい車両ですね(爆) 読者のクエスチョンに直ぐに答えた紙面作りに感服します。 >T-34や戦後ソ連・ロシア主力戦車の別冊企画 よいですねえ。ぜひともお願いします!! >チャリオティア 英国の『正解では無いかもしれない本気な車両』としてぜひ。 |
| Re: GP3月号、発売間近! 古是三春 - 2007/02/07(Wed) 09:16 No.114 | |
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 | >たこ様
いつも応援していただき、ありがとうございます! T-44は、これから先10年は解説記事が特集になることは無いでしょうね。しかし、戦車開発史上、キーポイントになっていたのは間違いなく、今回の記事では幻のT-34Mとの関連を明らかにした点に大きな意義があるのでは、と考えています。次号は基本構造や性能についてです。 その他、別冊や特集企画を鋭意進めています。社長もやる気満々!
あ、それからガリレオ出版は月刊誌、別冊だけでなく書籍も始めました。第一弾は、「自衛隊観艦式」写真集です。ミニ本で値段も手頃、ぜひ買ってみて下さい。本の性質上、大型書店でもなかなか並びませんから、ガリレオ出版のホームページを見てから最寄りの書店に注文していただくか、直接送金してご注文下さい(この辺、広報ですね)。 |
| Re: GP3月号、発売間近! アタレ - 2007/02/11(Sun) 18:22 No.115 | |
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 | そういえば別冊WW2ソ連軍陸戦兵器を)買いました(だいぶ前ですが)ので、感想などを。 1冊で歩兵小火器から大砲まで網羅しているのはイイのですが、大砲類はもう少し一つづつ丁寧な解説がほしかったかなと思います。 (そんな事してたら1冊に入り切らないでしょうけど…本誌で期待?)
ザイツェフの写真はいままで3葉ほど見ましたが、どれも服装が違うのもちょっと不思議。
単発式の対戦車小銃まで対空射撃に用いることがあったのは初めて知りました。 (別スレのビスの3.7cm高角砲の例とは別と考えるべきなのか?)
>書籍 一般書店で取り扱うようにはなるのでしょうか? |
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