すいません管理人殿。以前、自分が聞いた水陸両用車の話をここに再掲できないでしょうか?
もう一度読もうと過去ログを見たのですが、ロシア語で押し潰されている模様で処置無しです
掲示板1の過去ログを調べてみましたが、ロシア語のスパム投稿に押し潰されてログの保存期限を超過してしまったようですね。
保存期限を超過したログは自動的に消去されてしまうので、残念ながら水陸両用車のスレは残っていませんね、申し訳ありません。
返信ありがとうございます。過去ログの方が襲われてるとは思いもよらずゾッとしました。
お手数で恐縮ですが、クリスティー技師が設計した水陸両用戦車の概要をもう一度ご教示いただけないでしょうか?
私自身はクリスティー技師が設計した水陸両用戦車の概要について教示した記憶はありませんが、少し調べてみたところ、クリスティーM1923水陸両用戦車というものが存在することが分かりました。
車両の概要についてはハンガリー語版のウィキペディアに記載されていますが、私はハンガリー語が読めないのでご自分でGoogle翻訳などを使用して読んでください。
https://hu.wikipedia.org/wiki/M1923_Christie
クリスティーM1923水陸両用戦車の画像については、以下の場所で見つけました。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://gashetka.tumblr.com/post/51108894744/1923-christie-m1923-amphibious-vehicle&ved=2ahUKEwiV74H43IWJAxXKavUHHapmHgMQFnoECB0QAQ&usg=AOvVaw1CI_-ATj6ev867SFe6_RdZ
歴史群像『国産戦車開発の軌跡』
陸軍省は、戦車隊に配備する戦車や技術研究に必要な図面等を買い入れるため、大正十四年二月から十月にかけて陸軍科学研究所長の緒方勝一少将率いる購買団を欧米に派遣
購買団は、戦車技師J・W・クリスティーから水陸両用戦車の製作図を購入
これがAMP水陸両用戦車のことなのかよく分からず質問してました。この製作図を元に作られた車両のことですね
スミダAMP水陸装甲車については、確かに花屋さんの質問に返答した記憶がありますね。
花屋さんが提示された歴史群像の記事では、日本陸軍の購買団がクリスティー技師から水陸両用戦車の製作図を購入したことになってますが、クリスティーが設計した水陸両用戦車は私が提示したM1923水陸両用戦車だけのようです。
しかしスミダAMPは半装軌式でM1923とは全く異なる車両であり、M1923を基にスミダAMPが設計されたとは考え難いですね。
スミダAMP水陸装甲車の画像
https://x.com/cEmt13/status/1422152767129358338
私の手持ちの資料でスミダAMPの概要について解説されているものをいくつか見てみましたが、クリスティー技師の図面を基に設計されたという記述は見つかりませんでした。
AMPとは別に半装軌式の水陸両用車があって、確か「水陸装甲車」という車体中央に履帯があってその前後にタイヤを配置したモノと解説してくださったと思うんですが、そのあたりをもう一度読みたいのです。
すいません、記憶違いでクリスティー技師とは無関係だったかもしれません
ああ、確かにその車両について花屋さんに教示した記憶がありますね。
1930年にスミダAMP水陸装甲車が作られる前に、日本陸軍は1926年に「水陸装甲車」という呼称の車両を開発しています。
この車両は車体中央に短い履帯式走行装置を配し、その前後に2輪ずつ車輪を配する装輪/装軌併用式の走行装置を備えていました。
陸上を走行する際は、履帯と車輪の両方を用いて走行する半装軌式モードと、履帯を持ち上げて車輪のみで走行する装輪式モードを選択するようになっていました。
この走行装置は、日本陸軍が1924年にフランスから購入したサン・シャモン装輪/装軌併用式戦車の走行装置を参考に開発したのではないかといわれています。
また水陸装甲車の試作第1号車に引き続き、1926年中に改良型の試作第2号車が製作されました。
この第2号車では車体形状が舟形のものになり、第1号車には無かったスクリュープロペラが1基、車体後部に装備されました。
車体上部には第1号車ではキューポラが装備されましたが、第2号車ではドーム状の大型砲塔に変更されました。
それですそれです、ありがとうございます。
サン・シャモン装輪/装軌併用式戦車と試作第1号車・2号車の構造の事は以前の解説では触れていなかったと思うので意外な歴史的事実を知り得ることができて嬉しいです
自分の質問の仕方がヘタでお手数をかけさせてすいませんでした