ええ、また艦船の話ですけど…(<スンマセン、“戦車”研究室サイトなのに… 汗)海自の新艦種、「哨戒艦」
についてです。FFMもがみ型より更に一回り小型の、警戒監視や情報収集任務に特化した艦との事ですが…
https://trafficnews.jp/post/120755
サイズ的にはひだ級巡視船とほぼ同等との事ですが、しかし主武装が30mm砲って… 大型巡視船の40mm砲
より更に小口径ですし、軽級艦とはいえ軍艦の主砲がこれって果たしてどんなものなのかなと…
「重武装にすればそれだけ乗員も増える」とも言われてますが、他国海軍のこの種の艦が76mm砲とかを
備えているのを考えると、やはり疑問なんですが………(!?)
哨戒艦は基本的に洋上の警戒監視を主任務とする艦種のようですので、海上保安庁の巡視船と似たようなものと考えればよいのかなと思います。
護衛艦と違って積極的な対艦戦闘を行うことは想定されてないでしょうから、必要最小限の30mm機関砲で武装を妥協して建造コストを抑えたのでしょうね。
日本は海洋国なので、この手の艦はとにかく数が必要ですからね。
中国の海警に056型コルベット22隻が移管され、054A型フリゲート艦の海警仕様が投入されるので、このレベルの船では全く相手にもならなくなるでしょ。もがみ型でも海保に移管しますか。
哨戒艦は陸上兵器でいえば偵察車両の役目を担うもので、敵との交戦は基本的に想定していないと思いますね。
領海侵犯した相手に、警告の後に威嚇射撃する程度の武装しか必要ないのでしょう。
もし相手が立ち退かない場合、もしくは反撃された場合には護衛艦の救援を要請するようになっていると思います。
警戒監視・情報収集任務というより島嶼奪還のための上陸支援艦なのではないかと思いました
30mmで対地射撃するのでは
ああ確かに、陸自の水陸機動団と連携して島嶼奪還のための上陸支援任務を行うことも想定されますね。
敵歩兵や水陸両用AFVが相手なら、30mm機関砲はかなり有効だと思います。
後、小型船に乗ったゲリラや海賊、漁船等に偽装した武装船の掃討、という任務も想定されますね。
そういう任務にはむしろ小口径機関砲の方がいいかも。
ところでこの艦種、艦名はどうなるんでしょうね。予想としては旧海軍の二等駆逐艦みたいな樹木名に
なりそうな。「もも」とか「さくら」「うめ」とか。
哨戒艦は大量建造が予定されているようなので、蒙虎Ⅱさんのいわれるように地名ではなく、二等駆逐艦のような植物名を付けることも考えられますね。
いずれにしろ、中国による台湾侵攻が現実になるかどうかで哨戒艦の建造数は大きく左右されることになると思います。