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Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:Goodman80 投稿日:2024/07/09(Tue) 16:56 No.81

10shiki.png 10式戦車の能力向上について防衛省もやっと動き出したようです。
https://www.mod.go.jp/atla/rfi/rfi060628.pdf
まあ、担当する会社など一社しかないような気もしますが、どんな車両に仕上がるのか楽しみですね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2024/07/10(Wed) 21:57 No.82

takobue.jpg まぁ事実上、この要求に応じられる企業は三菱以外に有り得ないでしょうね。
10式戦車の改良案としては、やはり昨今台頭してきたドローン兵器対策や、ゲリラが使用する携帯式対戦車兵器や対戦車地雷に対する対策が重視されるのでしょうかね。
具体的にはAPS(アクティブ防御システム)の装備、RWS(遠隔操作式武装ステイション)の装備、機関室周囲へのスラットアーマーの装着などが予想されますね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:Goodman80 投稿日:2024/07/12(Fri) 18:53 No.83

10shiki.png そうですね、メルカバⅣかStrv122の様に改造された砲塔にAPSやRWSを追加した感じになるんですかね。増加装甲もウクライナでの実戦データを元にアップデートされた物になるんでしょう。120mm砲弾の搭載数が少ないんで左右へ油を送るアクチュエータは外して6発程度でも増やして欲しいと思います。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:Goodman80 投稿日:2024/07/13(Sat) 12:47 No.84

74siki_kai.png Ukraine captures Russian T-90M tank in daring operation
https://defence-blog.com/ukraine-captures-russian-t-90m-tank-in-daring-operation/
これ位はやって欲しいモノ、烏からツバメの巣を守る住人が行うレベルの重装備だな。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2024/07/14(Sun) 20:34 No.85

takobue.jpg ロシア・ウクライナ戦争で実戦投入されている戦車は、ドローン兵器や携帯式対戦車兵器への対策として物凄い量の追加装甲を装着してますよね。
この写真よりもっと大掛かりな、亀の甲羅みたいな追加装甲で車両全体を覆ってしまっているような例も見たことがあります。
10式戦車がロシア・ウクライナ戦争に派兵されることは無いと思いますが、海外でのPKO任務に派遣された際にはそれなりの重防御が必要になるでしょうね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:お兄軍曹 投稿日:2024/07/14(Sun) 21:51 No.86

60sikiJ2.png >左右へ油を送るアクチュエータは外して6発程度でも増やして欲しいと思います

ちょっと意味不明なんだけども、「車体姿勢制御の左右傾斜をなくす」ということでしょうか?そうだとすると、左右傾斜はコンピュータープログラムで行うだけで左右傾斜用のアクチュエータなんてありません。姿勢制御用のアクチュエータはサスペンション自体ですし、左右傾斜と前後上下の油圧配管は同じ配管ですから油圧配管を無くすこともできません。仮に無くしたとしても、そのスペースに1発も載せられません。
むしろ乗員保護のために車載弾薬が減る傾向にあるのがトレンドです。

10式戦車の能力向上については、文面から、コンバット猫丸さんが指摘しているAPS、RWS、各種センサー、などの向上が目的でしょう。
おそらく海外製品の導入を企図しているものだと思います。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2024/08/28(Wed) 23:17 No.94

e_cvn68.gif 10式戦車用のAPSへの動き
https://x.com/deepone5950/status/1828310364578300253

https://www.mod.go.jp/gsdf/dc/cfin/html/img/i215-R6.8.27.pdf

かなり要求レベルが高いです。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2024/08/29(Thu) 04:03 No.95

takobue.jpg APSの現行製品の中では、メルカバMk.IVやレオパルト2A8に採用されているイスラエルのラファエル社製の「トロフィー」APSが最も評価が高いようですが、防衛装備庁が要求している「連続飛来するトップアタックATMを継続的に迎撃可能」という条件は満たさないので、イスラエルやドイツのメーカーと新型APSを共同開発するのではないかと思いますね。
何にしても昨今のドローン兵器の台頭で、トップアタックATMへの対策は必要不可欠になっています。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2024/09/21(Sat) 06:20 No.102

e_cvn68.gif 装甲戦闘車両のアクティブ防護システム搭載に関する設計業務
https://www.mod.go.jp/gsdf/dc/cfin/html/img/i227-R6.920.pdf
概念実証から約1月で矢継ぎ早に設計業務とはかなり時間が無いと
判断してるのかきな臭さが加速してるのでしょうね


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2024/12/14(Sat) 21:23 No.272

e_cvn68.gif 少々古いですが
陸自、装甲戦闘車両のアクティブ防護システム搭載に関する概念実証業務委託を契約
https://jm2040.blogspot.com/2024/12/aps.html?m=1
継続の程度がどれだけを想定しているかで全く変わりまずが
要件を満たすのか?あるいは下げたのか?
でも文章中の表現は同じなので下げたとも思えないんですが


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2024/12/15(Sun) 07:59 No.275

takobue.jpg 10式戦車用のアクティブ防護システムは、三菱重工業とイスラエルのラファエル社が共同開発することになったようですね。
実用化を急いでいるのはやはり、昨今のドローン兵器の急速な台頭に対して、防衛省がかなり危機感を持っているということでしょうか。
ロシア・ウクライナ戦争でのドローン兵器の活躍は、戦場の様相を一変させましたね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2025/02/20(Thu) 01:50 No.355

e_cvn68.gif 30mm機関砲弾(遊弋型UAV対処装置試験用)
https://nr5uvveap4ua.objectstorage.ap-tokyo-1.oci.customer-oci.com/p/GTZ-x_nuLPiAu7CCzHik3m6FhlOayfgdyddpBBtA6Fu4taHHCSNNA2eeO3mMPjcU/n/nr5uvveap4ua/b/gdp-announe-data/o/announcement20250205210436.pdf
これは24式IFV/RCV用と共用なのか10MBT用他のRWS用なのか?
以前のPDFにはAPSとRWSは別項目になっていましたが
ドローン用兼用30㎜RWSとATMや砲弾用APSの二本立てで行くのでしょうか

追伸 上記のように1年遅れの採用になるRCV型もIFV型同様
24式と記載されていますが珍しいですね 
>24式装輪装甲戦闘車(偵察戦闘型)
https://pbs.twimg.com/media/Gjy_bURaoAA_41m?format=jpg&name=large
https://www.mod.go.jp/gsdf/gmcc/raising/hoto/hkou/24hk101.pdf


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2025/02/20(Thu) 14:52 No.356

takobue.jpg 対ドローン用の30mm機関砲弾ということは、10式戦車に搭載するRWS用と、24式装輪装甲戦闘車の主砲用を兼ねる時限信管付き榴弾や榴散弾の類を調達するんでしょうね。

あと、共通戦術装輪車の偵察戦闘型も24式として制式化されるとは予想外でしたね、制式呼称が「24式装輪装甲戦闘車(偵察戦闘型)」というのはちょっと長いですね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2025/03/02(Sun) 00:20 No.373

IZUMO.jpg これ1種類しか記載が無いのがどういうことなのか?なのです
https://pbs.twimg.com/media/E5hSAuCUYAMjK3X?format=jpg&name=small
30×113mm弾(右から2番目)30×173mm弾(一番右)で同じ30mm弾でもサイズも重さも違います。

30×173mm弾を使う機関砲は182~142 kg程度 Mk 44ブッシュマスターIIが160kg 
30×113mm弾を使う機関砲は87.1~56kgくらいで、M230が56kg

30×113は現行自衛隊ではAH-64のみで海外ではH60系のMH-60Lに搭載例が有るのでJA型にも搭載可能と思われますが同じH60系のMH-60Sは30×173mm弾を搭載できるので(H60系でもSH系ですが)H60系は両方積めると思われます。
30×173mm弾は24式IFV/RCV以外にも
海上保安庁のはてるま型巡視船、くにがみ型巡視船30㎜搭載型、いわみ型巡視船
米英海軍各種艦艇、USCG 米空軍AC-130W/J 米海兵隊新水陸両用戦闘車ACV-30
台湾CM-34  など採用例が多く又RAMICS(Rapid Airborne Mine-Clearance System)高速空中機雷除去システム用の対機雷用弾などの
特殊弾含めて弾薬の種類も多く射程や初速も優れているが弾も機関砲も重くなります。
Xなどでは10式に30X113㎜弾を使用したRWSをと言う書き込みをみるのですが現在唯一使用しているAH-64は調達数が少ない上に廃止が決まっているのに対し30×173mmを使用している24式IFV/RCVは多数の調達
が予定されている事.
そして遊弋型UAV対処と書かれている遊弋型とは何を指すのかですが

攻撃に用いる飛翔タイプの小型無人プラットフォーム等に関する情報・提案要求書
https://www.mod.go.jp/j/budget/rapid_acquisition/pdf/docs_03_20240207.pdf
では遊弋と言う記載が有るのが 
Ⅲ型 車両で運搬するもので、一定時間遊弋可能であり、例えば、より遠方の舟艇や軽装甲車両等を捜索・識別して、無力化できるもので

ウクライナで多用されている隊員が携行可能なFPVドローンで対人用は1型、(小型)舟艇や軽装甲車両等はⅡ型とされ遊弋の文言は有りません。従って小型とは言え車両で運搬し遊弋するドローンはそれなりの高度を高度を飛行する爆弾搭載型もしくは固定翼自爆型(いわゆるマルチコプター型自爆ドローンはⅠかⅡで遊弋せず、最近では敵が接近するまで地上で待機していたり浅い水中に隠れているタイプまで出ているが、低空を飛行して突っ込むので遊弋はしないので対象外と思われる)

ウクライナに供与される対ドローン用30mm機関砲はXM1211近接信管弾を用いるM-ACEシステム
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b885027cb8912dc62aecb965238c41df3651cabd
によれば113㎜は対ドローンに特化173㎜はドローン+ロケット弾や迫撃砲弾も迎撃可能とした弾薬の使用が可能
10式に173㎜を搭載した場合重くなるがより高空のドローン及びロケット弾や迫撃砲弾も迎撃可能でAPSの要求レベルをクリアしやすいが対物
用としては主砲で足りてしまう場合が多いと思われる。但し主砲弾の節約や市街地の中高層建築や渓谷の下からの高仰角での射撃など現在
乗員がハッチから身を乗り出してM2で射撃より安全で強力な射撃ができる。特に渓谷や高台から攻撃してくるのが装甲車両の場合M2では威力不足が考えられる。
113㎜弾使用機関砲は軽量で反動が少なく動画のようにピックアップトラック(他の動画ではランクル70シングルキャブ)でも使用が可能と言うメリットが在るが対遊弋型UAVは射程面で劣り対空、対地用途で射程威力共に落ちる。

試作品ながらレオパルト2 A - RC 3.0やエイブラムスXは30X113㎜を搭載しているのをどうとるか。

遊弋型UAV対処の文言が無くAPSの要求レベルが緩ければ、或いは2種類と記載されていれば話は異なるのですがどうなるのでしょうか。

参考;海軍のLCS砲は、ドローンを撃墜するための強力な空中爆発弾を手に入れることができます
https://www.military.com/daily-news/2020/01/16/navy-lcs-gun-could-get-potent-airburst-rounds-take-out-drones.html
テラホークパラディン:ウクライナの新しいドローン駆逐艦が冬にちょうど間に合うように到着(車載型RWS)
https://www.kyivpost.com/analysis/22656

追伸:>頂いたDDHのアイコンの中でDDH2.jpgを、「いずも型護衛艦」という名前で掲示板に登録しておきました。
ありがとうございました。使わせていただきます。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2025/03/02(Sun) 02:02 No.374

takobue.jpg 遊弋型ドローンというのは、固定翼でそれなりのサイズを持つ爆弾搭載型や自爆型のドローンのことではないかと、個人的には推測します。
24式装輪装甲戦闘車が実用化された現在、車両搭載用の30mm機関砲弾は30×173mm弾に統一されるのではないかと思いますね。
10式戦車のRWSも、この弾丸を用いるものになるのでしょう。
主砲弾薬はなるべく節約したいので、敵歩兵や装甲車両の制圧等にはRWSを優先的に使用することを想定しているでしょうね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2025/03/02(Sun) 02:45 No.375

IZUMO.jpg すみませんコンバット猫丸様の書き込みの間も文章の書き直しをしていました。戻ったら書き込みをされていて驚きました。

別の視点から見ると日本本土に大規模な揚陸戦が起きる可能性が少なくⅠ型Ⅱ型は持ち込めても数が少なくⅢ型は車両の揚陸が成功するレベルなのでさらに可能性は低い。
想定される中国と台日米での電子戦と比べ物にならないレベルのウクライナでもジャミングや逆探でファイバーケーブルの有線型が増えているが国土の多くが森林地帯で木や竹に覆われ電線、電話線が地上を覆っている条件下では有線では引っ掛かって使い勝手が悪い
故に日本国内での戦闘を前提にする限り欧米ほど小型ドローンに対する比重は高くする必要性は低いと判断しているのが
遊弋型ドローンや155㎜砲による対空射撃などに繋がっているような気がします。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:Anpontan 投稿日:2025/04/15(Tue) 05:36 No.437

cat.gif >遊弋型ドローンというのは、固定翼でそれなりのサイズを持つ爆弾搭載型や自爆型のドローンのことではないかと、個人的には推測します。

そこの文言読んだ限りの発想で恐縮ですけど今パッと思いつく限りではかつて徘徊型弾頭とか呼ばれてた兵器の内のハロップみたいなのが近いんですかね。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2025/04/15(Tue) 08:00 No.438

takobue.jpg ハロップのことはよく知らなかったのでWikipediaを見てみましたが、イスラエル製の自爆型ドローンなんですね。
私が想定していた遊弋型ドローンは、こういうタイプですね。
ドローン兵器はかつての成形炸薬弾に代わる、戦車にとっての天敵になりつつあるので、最近は防衛省も対ドローン兵器の開発や、戦車に搭載するアクティブ防御システムの開発に力を注いでいるようです。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:DDH 投稿日:2025/06/29(Sun) 02:46 No.478

IZUMO.jpg 対遊弋型ドローン用はM230LFのようですね。
https://cgi.2chan.net/f/src/1750956852249.jpg
テストで問題がなければ採用になりますが30㎜弾が30×113mm弾と24/25式用30×173mm弾の2系列になりますね。AH64用以外に使用していなかったので複雑化はあまり好ましくはないのですけど。


Re: 10式戦車の能力向上 投稿者:コンバット猫丸 投稿日:2025/06/29(Sun) 08:01 No.479

takobue.jpg 陸上自衛隊の30mm機関砲弾は30×173mm弾に統一されるのではないかと予想してましたが、対ドローンにはアパッチ攻撃ヘリ用の30×113mm弾を使用するんですか、ちょっと意外でした。
陸自は対戦車ヘリ部隊を廃止する計画なので、2系統の30mm機関砲弾を運用し続けるのは無駄な気がしますが・・・


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